公演台本Spelling 04 PRISM~再会の福音~

機械進化の頂点。
そこには人間と同じ思考を持ち、人間と同じような姿をした「機械人形」がいた。
それを生み出したの東方からやってきたと言う科学者。

後に「電子の魔法使い」と呼ばれる「OZ(オズ)」である。
彼は機械の進化を頂点まで極め、その続きを「機械自身」に問うた。
それは人間の自問自答と同じ行為である。

「君たち機械が「人間」に成る為に、僕は君たち機械と別れようと思う。
僕達の隔たりがなくなるまで、僕等は共に居るべきではない・・・」

OZは自らが生み出した全ての機械を巨大な箱の中に仕舞い、
科学者である自分と機械の別れを決断した。
その箱を「PRISM」と名付けた。

人のように色彩溢れる機械人形が生まれる為に、その「再会」の為に。
「進化」とは淘汰される事、その別れは必然であったがそれは答えのない「問い」でもあった。

従順な機械達は「Yes.マスター」と言い残し、箱の中で「機械が人間に進化する」という
答えのない答えに挑み始める。
まずは自らを進化させる為に、地中に眠る金属、古代文明の残したパーツを土竜のように
掘削しはじめた・・・。


数年後に完成したのは「金属」だけで形成された街が完成していた。
そして、その街を支配する演算器こそが
「PRISM」進化を重ねる事によってPRISMは機械進化の頂点を目指そうとしていた。
毎秒数億テラフロップの処理速度を誇る究極の演算器「PRISM」。

街に溢れる人間のような「機械人形」は、人間の街と同じように
生産、稼働、解体を繰り返していた。
定められたプログラム通りに。

しかし、人時に予期せぬ事象が起きるように、機械が人間に模して造られた存在だというなら
プログラムにも「バグ(欠陥)」が生じる。
プログラムバグを持つ機械人形はPRISMを攻撃し始めるのである。
彼等の目的は一つPRISMの停止、この街からの開放。

そのPRISMを護衛する精鋭の「機械人形」
機械人形の中でも更に優れた機体。
「守護者(ガーディアン)」と呼ばれる機械人形である。
守護者によって守られたPRISMは永遠にその機械進化を続けている。

地中から金属を掘り起こしながら自らを巨大化させ、
更に緻密に、更に巨大し、機械進化の頂点を目指し高度な存在として進化を続けている。

・・・その日、二十七ある防御璧がバグに突破された日。
全ての「守護者」が起動し彼等の殲滅を始める。

そして機械進化の果てにある
あの「手」を持つ「守護者」も。
そう、それが「Hands of Beast」を持つ
守護者「蘇芳(すおう)」である。
全ての機械を触れるだけで「解体」出来る手。

その「手」が求めるものとは、平穏か?破壊か?
それとも・・・?
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2010年12月10日 第1版発行

作:乾 祐子
著者:VARNA-The Another Words-
発行:ソーサルキングダム
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※こちらは上演台本になります。
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